ほのぼのクラブ

療育方針

障がいのある子ども達の問題行動は、いったいなぜ起きるのでしょうか?

人には5感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)や平衡感覚を始め、様々な感覚があります。その感覚の情報を脳に送り、脳が判断して、どんな行動をするかを決定するのです。しかし、障がいのある子どもは、この感覚情報の受け入れが、過敏であったり、鈍感であったりします。そうなってしまうと脳は正しい情報を受け取れず、混乱して問題になりがちな行動に出てしまったりする訳です。

例えば、
①落ち着きがなく、くるくる回ったり、飛び跳ねたりする
⇒バランス感覚の情報が鈍感になっていて、その為に刺激を求めてしまう。
②触れただけで強い拒否を示す、暴力的になる
 ⇒触覚の情報が過敏になってしまっていて、防衛反応が働いてしまう。
③姿勢が悪く、いつもフニャフニャしている
 ⇒姿勢を支えるための感覚が鈍感になっていて、自分の姿勢が崩れている事を気づけていない。
などが、このような状況が一つの要因として考えられます。

そのためほのぼのクラブの療育では、
柔道の動きを取り入れた体操、運動を行いバランス感覚を養ったり、ピアノの演奏にあわせて身体を動かすなどいろんな感覚の刺激を入れて行く事がその子の適応力を育てる事に繋がると考えています。

ほのぼのクラブの療育
専門指導員による音楽と運動、それぞれを組み合わせ、楽しみながら、頭脳やからだに心地良い刺激をあたえる情操教育を行っています。

音楽療法

聴覚への音による適正な刺激は、リラックス効果だけでなく学習への取り組み効果の向上も期待できると考えられています。

実際には、音楽をとおして、
楽しく爽快に歌う ⇒言語の習得、滑舌や正しい発音を促す効果があります。
素敵な楽曲を聞く ⇒明るい前向きな気持ちになり元気になることや穏やかな気持ちになることが期待できます。
その他に音でのおはなし表現や手作りした楽器などによる遊びによって、さまざまな表現力が身に付くことがあります。

運動療法

運動を取り入れるメリットとして、
身体を動かす楽しさを知る ⇒ストレスを発散させる効果があります。
仲間達と一緒に運動する ⇒人と共感する能力を磨き、思いやりの心を育むことができます。
さらに機能的で適切な運動療法を行うことは、生活上に必要な筋力、持久力を養い、スムーズな動きが出来るようになり、児童が抱える姿勢不良、筋力低下、体の愁訴などを改善方向へ導いていきます。

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